お誕生日の宴
先日、ご常連のお客様がいらっしゃって、
その中の女性がお誕生日だと知りました。
その方はとても料理に詳しくて、
食材や調理法、食べ方まで他の人に説明していました。
ただ、食材や料理名がイタリア語で言われていたので、イタリア料理が好きなのかなと思っていました。私もイタリア料理店で働いた経験がありましたので、料理の説明のときフランス語名と
イタリア語名とで提供いたしました。
ワインも進み、宴も佳境になりました。
せめてお祝いの気持ちをと、デザートのお皿に
happy birthday とクリームで書いて、お名前を添えて提供し、
「ハピバ~スデイ トュ~ユ~♪ ハピバ~スデイ トュ~ユ~♪」と私の下手な歌でお祝いをしました。
彼女はとても喜んでくれて、思わずハグしてくれました。
ところが彼女は、イタリア在住のオペラ歌手だったのです。これではまるで釈迦に説法じゃないですか。とても恐縮して申し訳なく思っていると、
「とても素敵でしたよ」といわれました。
もう勘弁してください、何の罰ゲームなんだ・・・あぁっ恥ずかしい!
その後「オーソレミヨ」のさびの部分をうたっていただきました。
店内の空気が振動し、共鳴しながら感動するのを覚えました。 ブラボー、ブラボー
